絶対参照を覚えよう

オートフィルで数式を入力するのに知っておきたいことに絶対参照があります。今回はこれを解説します。

そもそも通常はどうなる

オートフィルで数式入力
オートフィルを使い数式を入力したところ。 相対参照なので参照するセルが次々変わる。

上の画像が普通に式を入力しオートフィルした場合です。

セルB4に=B2+B3と入力しました。

そしてオートフィルを行なうとセルB5は=B3+B4になりました。

これは相対参照で表されているためです。

最初の式「B4から見たB2の位置(二つ上)+B4から見たB3の位置(一つ上)」という意味になります。

これがB5にいくと「B5から見て二つ上(B3)+B5から見て一つ上(B4)」となり=B3+B4となるのです。

では絶対参照とは

オートフィルで絶対参照を使う
北海道における比率を求めよう

北海道における生乳生産量の割合は

=北海道における生産量÷全国における生産量で求められます。

上の表では=B3/B14です。

これをオートフィルで入力したいです。

ここでセルB14を選んだあとF4キーを押します。

絶対参照に変換

すると<span calss=”cellshiki”>=B3/$B$14</span>のようになります。

この$はオートフィルしても変化しない印です。そしてこのセル選択方法を絶対参照と言います。

オートフィル完了

オートフィルするとこのようになります。

式で表した

ちなみに式はのようになっています。

B3が相対参照なので変化しているのに対して$B$14は変化していないのがわかると思います。

Bの前と14の前に$がありますがそれぞれBを変化させない14を変化させないという意味があり今回の場合B$14でも問題ありません。この辺の話は近いうちにしたいと思います。

動作確認時のエクセルバージョン エクセル2016 MSO(16.0.13127.20266) 32ビット

関連項目

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