この回では表示形式のユーザー定義で固定の文字列を加えます。やや手間がかかりますが文字連結と併用で使いやすくなるでしょう。
ユーザー定義で文字列追加
セルに入力された数値や文字列にセルの表示形式のユーザー定義で文字列を加えることができます。
0や@など特殊文字と文字列並べることにより文字列がそのまま表示されます。
かつては文字列は一部を除き”(ダブルクオーテーション)で囲む必要がありましたが現在はその必要はありません。
上の画像のように0″増”;0″減”;”増減なし”としなくて0増;0減;増減なしとしてもかまいません。
もちろん”を入れて分かりやすくするのもいいです。むしろ、旧バージョンで閲覧する方もいるかもしれないので”で囲んでおいた方が無難です。(というより全角文字の場合入力時に”で囲まなくても自動的に”で囲まれるようです。)
特殊な文字の入力
表示形式のユーザー定義において特殊な意味を持つ文字を入力する必要があるかもしれません。この時は”(ダブルクオーテーション)で囲むか直前に!(感嘆符・エクスクラメーションマーク)を入れると実現できます。思わぬところに特殊な意味を持つ文字があることがありますのでこういう場合のことを考えても”で囲んでおいた方が無難でしょう。
上の図が一例です。
ddはどこかのゲームでありそうな通貨単位です。
“(クオーテーションマーク)を表示させるときは”で囲むわけにはいきませんので!を前に置く必要があります。
文字連結との違い
文字連結でも同様のことは可能です。そして、文字連結よりユーザー定義までたどる必要があり使いにくいです。
しかし、HTMLのタグ等前後に関連性のあるものを入れる必要がある場合ユーザー定義の方が分かりやすくなります。
また、場合によっては間に文字列を入れることもできます。
そして一つのセルだけで完結できます。(文字連結の場合は元の入力セルと数式を入力セルセルが必要であり場合によっては追加文字列入力用セルが必要になります。)
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