セルの表示形式(ユーザー定義~繰り返し)

表示形式のユーザー定義においてスペースを特定の文字で埋めることができます。

今回はこれを公開します。

繰り返し(*)について

ユーザー定義でアスタリスク(*)を使うと直後の記号でスペースを埋めます。(TEXT関数では適用されません。)

エクセルの表(表示形式0.0* で表示)
表示形式0.0* を使用

上の表のようにユーザー定義における表示形式0.0* で数値を表示すると*の後の文字 (半角スペース)で埋め尽くされます。スペースなので分かりにくいです。おまけに、配置を左揃えにしてもあまり変わりません。

エクセルの表(表示形式のユーザー定義0.0*=で数値を表示した。ついでに列の広さを変えてみた。)
表示形式のユーザー定義で後ろを=で埋めてみた。

上の表では表示形式0.0*=で表示させて分かりやすくしてみました。左と右では列の幅を変えています。これにより挿入される=の数が違うことがわかります。

特殊記号も関係ない

エクセルの表(ユーザー定義0.0*0で数値を表示してみた。)
ユーザー定義0.0*0で数値を表示

*の後ろの記号が特殊な意味を持つ場合でも普通の文字列として表示されます。

例えば表示形式0.0*0とした場合0で埋め尽くされます。このため10.11111でも10.10000のように表示されます。

場所を変えたらそれに合わせて表示

エクセルの表(表示形式0.0*_と*_0.0の例)
表示形式の繰り返し記号ちゃんと指定した場所で繰り返される。

この繰り返しは先頭なら先頭に末尾なら末尾に表示されます。

動作確認時のエクセルバージョン エクセル2016 MSO(16.0.13801.20240) 32ビット

関連項目

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