セルの表示形式(ユーザー定義~文字色)

今回はユーザー定義で色を付ける方法です。例によって条件付き書式の方がいろいろできるのですが…。簡単な色分けでいいという場合に役立つかもしれません。

文字色について

セルの表示設定の表示形式(このページを見に来る人は利用頻度が高いと思うのでショートカットCtrl+1がお勧め)のユーザー定義で数値や文字列の指定の前に[文字色]を入れることにより文字色を変えることができます。

ただし、この機能はTEXT関数では利用できません。

変えることができる文字色は水、赤、黒、青、黄、緑、紫、白です。

ユーザー定義で指定できる色

それぞれの色は上の画像のようになります。なお、黄と白の背景が黒くなっていますがこれは背景が白いと見にくいためこちらで色を付けました。自動的に背景が黒くなるわけではありません。お間違えの無いようにお願いします。

具体例1(大小で二色に分ける)

-200から800まで100ごとの数字

上の表を利用します。

表示形式を[赤][>200]0;[緑][<=200]0にします。

文字色の指定と場合分けはどちらが先でも構いません。上の表示形式の場合[>200][赤]0;[<=200][緑]0のようにしても同じ結果になります。

すると

表示形式のユーザー定義で色分け

のようになります。

具体例2(昭和38年1月の金沢の降雪量)

昭和38年1月の降雪量

気象庁が正式に昭和38年1月豪雪と命名したときの金沢の降雪量を利用します。

降雪量の表示形式を[赤][>=25]0;[黄][>=15]0;[緑]0;[青]@にします。

ちなみに令和2年12月17日現在の加賀北部平地での警報・注意報の基準をもとに色分けしました。(平成13年ぐらいに変更になったような気がします。)

昭和38年1月降雪量色分け

上のようになります。いつ頃雪がすごかったか分かりやすいですね。

動作確認時のエクセルバージョン エクセル2016 MSO(16.0.13426.20270) 32ビット

関連項目

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